リビングが狭くて子どもの勉強スペースがない!住まいの環境を整えたい! | 栃木の新築平屋・注文住宅は建道
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リビングが狭くて子どもの勉強スペースがない!住まいの環境を整えたい!

家が狭くて勉強するスペースがないとお悩みの方、子どものために勉強する環境を整えたい、とお考えの方にぜひお読みいただきたいコラムです。子どもの成長は早いものです。
早い段階で、お子さんが勉強しやすい環境をつくってあげたいですね。

1.子どもが勉強しやすい環境を整えるなら「今」

「子どもが自分から進んで勉強しない」強制的にやらせてもむしろ逆効果。わかってるいるのについ、イライラしてしまうこともありますよね。自分から進んで教科書を開く習慣になるよう、楽に取り組める工夫も必要です。

例えば、このようなストレスはありませんか?
・宿題をやる場所と教科書置き場が遠い
・本やノートをしまっておく定位置がない
・狭くて物があふれてしまい探すのに時間かかる

めんどくさい動作が減るだけで、勉強に取り掛かりやすくなるのではないでしょうか。
親ができることは、勉強しやすい環境を整えてあげること
そのあとは子供次第。
じっと見守ることしかできませんが、信じて待つしかないですね。

子育て中の頃を振り返ると
「あの時こうしてあげればよかった」と後悔することが多々あります。子どもが小学生の頃は、リビングにあるこたつで宿題をしていました。当時は、古い家に二世帯同居生活だったので、リビングは家族のモノが至る所に置いてある雑多すぎる状態。課題プリントがいつも見当たらず、あちこち探すタイムロスが生じていました。
家族みんなが使うリビングでは、自分のモノを置く指定席を決めなくては同じことを繰り返します。

快適な勉強空間をつくってあげていれば
勉強がもっと好きになってくれたのかな…
今さら思うことも。

お家で過ごした何気ない毎日の生活は、いいこともイヤなことも子どもの頃の思い出となり、自分が育った家の記憶として残ります。子どものための勉強スペースというよりも、自分(親)が後悔しないために何ができるのか…と考えてみても良いかもしれません。

リノベーション施工事例

2.家族がいるリビング学習がおすすめの理由

リビング学習のメリットは、親の目が届くため子どもの安心感につながること。特に年齢が低い時期は、自ら考えて課題に取り組むのは難しいものです。さらに、他の兄弟と一緒に勉強することにより、おしゃべりやケンカ、つい遊んでしまう、というデメリットが懸念されます。大人がリビングにいれば、声をかけコントロールすることができますね。

弊社のお客様には、ママがお子さん3人の勉強を見ているご家庭があります。そのご家庭では、勉強する「時間」で区切るのではなく、勉強する「量」を決めて、その日の目標にしているそうです。勉強すると決めた範囲は集中する、終われば何をしてもいい自由な時間にする、ときっちり分けています。勉強と遊びのメリハリをつける習慣が身につけば、集中力がさらに高まるのではないでしょうか。

図書室のような勉強スペース

3.大容量本棚の設置で教科書やテキストがすぐ手に取れる環境に

子どもが自ら進んで行動するようになるには、教科書や参考書、勉強道具がすぐ手に取れる環境にすることをおすすめします。めんどくさいことを極力なくしてあげることで、時間のロスが減り宿題への取り掛かりも早くなります。常に使うものを出し入れしやすい配置に見直してみましょう。
「家が狭いせいで、勉強スペースが取れない」と悩んでいる方、いらっしゃいませんか?
「出す→しまう」の動線が短縮するだけで、大幅にストレスが軽減します。現況が使いづらい間取りの住まいでも、リフォームのプランによって改善の提案ができます。

実際のリフォーム事例で、リビングの壁面に造り付けの大容量本棚を設置した事例をご覧いただければ幸いです。
工事する前は、リビングにあるダイニングテーブルを学習机の代わりに使っていました。そのため食事のたびに、いちいち教科書やテキストを移動したり片付けなくてはならず、家事も大変面倒な状況でした。リビングと隣接する和室の間取り変更を行い、天井まで続く収納たっぷりの本棚を造作。図書室のあるリビングが完成しました。本が大好きな家族にとって時間を共有できる素敵な空間となっています。
施工事例はこちら↓

使いやすさのカギは時短動線とスッキリしたデスクまわり

目の前にテレビやゲームがない状態、子どもが勉強に集中できる空間づくりが大切。最近では、パソコンやスマートフォンがあるため、テレビを置かないご家庭もあるようです。デスクまわりは、コードや充電器などでごちゃごちゃさせない。パソコンやタブレット端末が作業しやすい配線プランを検討しましょう。住まいの時短動線は暮らしやすさのポイントです。ランドセルや習い事の道具など、日常使うものは身近に置くようにしましょう。
造作のカウンターテーブルに子どもが横に並んで座るスタディスタイルはいかがでしょうか?

勉強スペース

5.古い建物は構造耐力上の問題がないか確認が必要

中古住宅を購入してリフォームする際は、建物の安全性について確認が必須です。特に古い戸建住宅の場合では、上下階の柱と壁の位置が合っていないなど、構造上の問題があるケースがあります。壁を抜いて、2つの部屋をひとつの空間にする計画も十分注意が必要です。工事を検討する場合は、建築士に相談しましょう。

6.文字が見やすい照明計画で勉強効率もアップ

文字を読む作業が多い部屋は、白色系で部屋全体を均一の明るさで照らす照明計画にします。一方、暖色系のライトは落ち着きのある空間を演出するため、寝室や就寝前にリラックスしたい場合には最適です。調光調色機能の付いた照明器具を使用したり、スタンドライトを置いたりすることもできます。部屋によって、目的に適した照明を検討しましょう。

大容量本棚

図書室のようなリビング

7.勉強スペース施工事例紹介

1.小上がり畳と広々カウンター勉強スペース 【新築事例】
カウンターテーブルを造作した広々ワークスペース。子どもの勉強スペースとしてだけでなく、パパママがパソコン作業する際にも重宝する空間です。

小上がり畳とワークスペース

2.ファミリーワークスペース 【新築事例】
4人が椅子を並べて座れる小上がりの仕事 兼 子ども勉強スペース。端末充電専用配線が各自で使用できるよう設置されています。壁はなく開放的ですが、床の高低差によりプライベート空間を分ける効果があります。


3.大人の書斎スペース【新築事例】

ご主人の希望で寝室に造作した書棚とワークテーブル。窓の外には緑が見える自分だけの作業空間。読書や調べ物する際もしっかり集中できます。

書斎兼寝室

4.子どものリビング勉強スペース 【リフォーム事例】
本が大好きなご家族の希望が叶った大容量本棚のあるリビング。すぐ手に取れるところに本がある図書室のような一角。狭かったリビングの間取りを改善し、開放的な空間に。造作したテーブルはママも子どもたちと一緒に座れる十分な広さ。教科書やテキスト、ランドセルが近くにあり、勉強しやすい環境が整いました。

リビング勉強スペース

まとめ

成長が著しいお子様のために住環境を整えるのは重要なこと。ご紹介した事例のように、狭くて使いづらいリビングもリフォーム工事により、使い勝手の良い勉強スペースに変わります。本がすぐ手に取れる環境、親子で過ごしやすいリビングに改善すれば、片付けストレスも軽減するのではないでしょうか。また、建物の構造に関わる工事を実施する場合は、安全性の確認が必要です。その際は、構造にも詳しい一級建築士に相談することをおすすめします。子育てに正解はないですが、できる限りのことはしてあげたいですね。

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