2020.05.07
平屋の家 事例の画像と間取りの話
平屋の家の生活は楽
この数年、平屋の人気は著しいですね!
弊社ではモデルハウスが平屋の家であることも相まって、平屋の相談が増えています。
私は建築士ですが、何件も家をもっているわけではありません。
皆さんと同じ、一生に一度の住まいづくりを平屋の家にしました。
実家は2階建てで、数年前まで父母、私の家族5人、計7人で暮らしていました。
そのことで幸いにも、2階建ての暮らしと平屋の暮らしを実体験として比較することができたのです。
実感していることは「何をするにも平屋の家は圧倒的に楽(らく)!」ということ。
例えばこんな些細なことも
・寝室まで着替えを取りに行きお風呂に向かう
・掃除機をかける、モップ掛けをする(最近、私の担当になっている気がします)
・布団に入ったものの、忘れていた事を思い出しリビングに戻る
など、言い出したらきりがないほど、何をするにも平屋の家は楽です。
今は2階建ての暮らしが記憶にも新しく比較することができるので、
こんな些細なことも平屋って楽だぁと実感できるのでしょうね。
平屋の家のデメリットは?
ただ、良いことばかりではありません。
代表的なこととして、建築費用が2階建てと比べ高いという点はデメリットとも言えるでしょう。
同じ仕様の、30坪の平屋と30坪の総2階建てを比較すると、おそらく2割ほど平屋の家が高くなると思います。
詳しくは、ブログの平屋と2階建て、コスト(費用)にどのくらい差があるの?を参考にしてください。
この他にも、メリットとデメリットは存在します。
だからこそ
平屋が良いのか?
2階建てが良いのか?
そんな初歩的なことからお客様の立場になって考える必要があると思っています。
平屋の家の間取りについて、何から考えれば良いの?
例えば、平屋の家の間取りについて話をしましょう。
私の自宅はガレージを含むと約50坪。
そのうち居住スペースは約37坪。
住居スペースに個室は4.5畳の和室のみ。
リビングやキッチン、そしてリビングに隣接させたスキップフロアの書斎を中心にした平屋の家です。
子どもは高校生、中学生、小学生の3人です。
しかし、個室タイプの子ども部屋は設けず、多目的スペースに隣接させた、それぞれが寝るだけの空間を設けました。
少し変わった間取りですが、こういう間取りにしたいと思って設計していたわけではありません。
・妻の家事を楽にするには?
・子どもとの時間を楽しむには?
・家族の誰かが居るのか居ないのか分からない家にはしたくないな
・洗面台を使う時間が誰かと重なっても、ストレスがないようにしたいな
・一人になれないストレスを感じつつも、自分の居場所をきちんと作れる
社会性のある人間になって欲しいな
など、自分たちの生活(暮らし方)や価値観を思い返して想像した結果、
平屋でこの間取りになっただけなのです。
そして私は建築士ですから、多くのご家族と仕事を通じて接してきました。
なかでも1000件以上のリフォーム経験で50代、60代の主婦の方とのお話は、
とても勉強になります!
この経験は間違いなく新築の設計に大きな影響をもたらしています。
新築のプランをしながら、過去の経験を思い浮かべ、見た目だけではない実用性のある間取りを考えています。
そのほか、周辺環境を考慮し、構造の安全性を検討し、熱エネルギーを数字化するなど、
複数の要素を平行して検討します。
ですから私はお客様に、「どんな間取りがいいですか?」と質問したことはありません。
このような質問をすると大半の方は
「〇〇会社の見学会で見た、リビングが良いよね」
「スキップフロアは絶対取り入れたい」など、
お客様は形をマネする単純な発想になってしまうからです。
ましてや、お客様に対して「自分で好きな間取りを考えてきてください」など、
仕事を放棄するようなことは決して言いません。
もちろん、事例を参考にすることは良いことです。
ですから、興味をもったら一歩踏み込んで、自分たちの暮らしに合うかなぁ?
と自問自答してみてはいかがでしょうか。
平屋の家の進め方とは?
建道では、土地探しのお手伝いはもちろん、
・どんな家が良いの?つくれるの?
など、家づくりへの思いはあるけど、どうすれば良いか分からい方へ実施しているサービスがあります。
このサービスは、お客様と会話をしながら数か月の期間をかけて、1つだけプランを作成するものです。
もちろん、ここまでは無料です。
なぜかと言うと、建道の家づくりは注文住宅ではありますが、その進め方は提案型住宅という表現が適切です。
時と場合によって、お客様の希望に反する部分もプランに含まれることもございます。
ですから、はじめに提出するプランは、お客様と真剣に向かいあった結果、私が本当に良いと思うプランを提案しているのです。
お客様が、そのプランを見て自分たちの求めるものではないと思えば、
その時点でサービスは終了します。
お客様が、そのプランを見て『良い!!』と感じて頂けたら、より良いプランにするためにお話を進めていくことになるのです。
言わば、このファーストプランを提出したときが、建道で家づくりを進めるか否かの
判断をしていただくタイミングになります。
平屋の家の事例写真や模型などを紹介しながら、間取りや建道の家づくりへの考えをお伝えしてきました。
建道に興味を持って頂けたという方は
まずは、モデルハウス見学にご参加してはいかがでしょうか。
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