自邸である平屋モデルハウスに込めた思いの話 | 建道 栃木の新築平屋・注文住宅

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自邸である平屋モデルハウスに込めた思いの話

なぜ平屋なのか?

以前は父親が建てた築31年の2階建ての2階が私たち家族5人のスペースで暮らしていました。

妻は朝の忙しい時間帯、1Fのキッチンと子供たちがいる2階を行ったり来たり。

妻が腰を悪くした時期は、普段家事を一切しない私が洗濯物を2Fまでもっていく日々が続きました。

その他にも、1階と2階の行き来は本当に面倒だと日々感じるようになり自分が家を建てるときは絶対平屋にしようと思ったのです。

 

キッチンを建物の真ん中に配置

自邸である平屋のモデルハウスは、キッチンが建物のほぼ中央にあります。

忙しい時間に部屋と部屋を行き来することはストレスです。

ですから、キッチンで作業しながら声をかければ反応が返ってくる。そんな距離感のキッチンにしたいと考えました。

衛生面への配慮も必要ですが、現代の設備は大変すぐれておりますから、北側の窓際にある寒いキッチンで長時間作業をするよりも、どこに行くにも楽な動線で暖かい場所となる建物中央が良いと思ったのです。

 

あえて子供部屋をつくらない設計

私は体育会系で大学4年間、剣道部の寮生活を強いられました。

はじめは7人から9人程度が一部屋で暮らす毎日が本当に嫌でした。

しかし、次第に不自由な寮生活のなかでも自分の居場所をつくれて、快適と言ったら嘘になりますが苦にならない程度の生活が送れるようになったのです。

この経験から自分のキャパが少しだけ広がった気分になりました。

だから子供たちにあえて、居心地が良すぎる空間を与えないと決めたのです。

それが嫌なら早く独り立ちできる人になってと期待しています。

 

リビングに勉強スペースとなるスキップフロアーを設ける

子供部屋をつくらない代わりに、段差で空間を区切るスキップフロアーを設けました。

段差があって教材やランドセルが見えにくいので、リビングが雑多雰囲気にならないのもメリットですね。

残念ながらうちの子供たちはみんな勉強が嫌いなので、使用頻度は少ないような気がします。

そのため、違う用途の空間にすれば良かったかなぁと思うこともしばしば。

ただ、これから家づくりをしていこうという皆さんは頭の片隅に記憶してください。

家づくりは失敗や成功で表現するものではなく、納得できるかできないかで判断するものだと考えています。

ですから使用頻度の少ないスキップフロアーも納得できる失敗です。

 

ガレージを設ける

ガレージでなくても良いと思いますが、外にも関わらず屋根の下でちょっとした時間を過ごせる場所があるととても良いですね。

家の中は散らかっているのでこちらでお茶でもどうぞ、という場面に最適です。

不思議ですが外だとお互い気を遣わずに済むのです。

築100年以上と思われる妻の実家にある土間に腰を掛けた感覚と似ています。

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