WORKS & VOICE
施工事例・お客様の声
夫婦二人でゆったり過ごす
ちょうどよい距離感の間取り
性能
60代H様ご夫婦のはじめての注文住宅。
当時住んでいたマンションリフォーム計画を変更し、32坪の平屋を新築。
H様は以前より水まわり等のリフォームでお世話になっているお客様です。
予定していたお住まいの「マンションリフォーム工事」から計画を変更し、土地の購入から「平屋新築」に至った施工事例です。
当初は「全体的に使いやすくするためリフォームしたい」とのご相談で再度、弊社にお声かけ頂きました。
大きなリフォーム工事プランでしたので
「打ち合わせも兼ねて、参考までに平屋のモデルハウスを見に来ませんか?」
とご案内したところ、早速、お仕事が休みの日にご夫婦で来てくださいました。
雑談しながらモデルハウスをご案内していたところ・・・
「やっぱり俺、更地を買って平屋を建てるよ!」
当日は、リフォーム工事についての打ち合わせの予定だったのですが
ご主人のこの一言で計画が一変したのです。
もちろん私も驚きましたが
奥様もその日、はじめて聞いたようで、とてもびっくりされていました。
それから急展開で、土地探しからスタートしたのです。
以前、マンションのリフォームをお願いしたことがあった建道さんを技術的にも人間的にも信頼したので。
27年間マンション暮らしをしていました。その時にお風呂をあと5cmでいいから広くしたい、その希望を叶えてくれたのが建道さんでした。
他の工務店さんには断られてしまったその希望を叶えてくれて、「できません」と絶対に言わない姿勢に信頼と、頼もしさを感じました。
バリアフリーにするとさらに空間が狭くなる、そんな圧迫感には耐えられない!
もう長くマンションに住んでいましたから、このままここで暮らしていくのかなぁ・・と思っていました。主人が出張が多い仕事なので駅の近くがいいと選んだマンションで、駅やスーパーも近くて生活するには便利でしたけどね。
でも、マンションも古くなりましたし、住み続けるにもリフォームが必要でした。
そこで数年前にお風呂のリフォームをお願いした建道さんに相談したんです。
老後の過ごしやすさも考えて、バリアフリーにしたかったんですが、もともと段差のある造りのマンションで、フローリングにして段差をなくすためには床を20cmあげる必要があるということでした。
ただでさえ、マンションというコンパクトな空間が狭くなって、そんな圧迫感耐えられない!ということで、いっそのこと建てようか、ということになりました。
オープンハウスの見学会に参加して「平屋を建てよう」と決めました。子育ても一段落して、夫婦ふたりの暮らしを考えたら迷わず「平屋」でしたね。
以前リフォームをお願いした時の気配りがうれしかった「今回の新築も建道さんだね」となりました。
実は、マンションのお風呂のリフォームの時に別の工務店さんにも相談したんです。でも、このマンションのお風呂は広げられない、と言われてしまって。
それもありましたし、お風呂のリフォームのタイミングで長期間家を開けることになってしまって、お風呂を建道さんに託していったんです。戻る頃には完成しているはずだったのに、お風呂の棚だけ付いてなかったんです。「棚は使いやすい位置に設置しないと意味がないから」と工事を中断して、私たちが帰るのを待っていてくださったんです。
この気配りが嬉しくて、今回も建道さんだね、となりました。
マンションで暮らしていた時の部屋の中はストレスだらけでした。平屋を建てたことでストレスがすべて払拭。
マンションはやっぱり物音など、お隣さんに気を遣います。それにいまいちのびのびできない、というのがありました。
キッチンもこじんまりとしているので、大人がふたり並ぶとすれ違うのが大変。
生活するには便利な場所だったけど、部屋の中はストレスがたくさんありました。
そのストレスを全て払拭する平屋ができました。
とにかく明るいリビングにしたくて、床から天井までの大きな窓がほしい、とお願いしました。
建道さんからは「夏になったら暑過ぎて大変ですよ」と言われましたけど、太陽の光がたっぷり入るちょうど良い大きさの窓をご提案いただきました。
明るいリビングが実現して、居心地のよいリビングになりました。
お気に入りの空間はリビング。
リビングは本当に思い通りになって、お気に入りの空間です。大きい窓はもちろん、造作していただいたテレビボードもお気に入りです。実際にテレビのサイズを確認したら、設計していたものでは置けないことが発覚しました。すでに木材など準備されていたのに、急なサイズ変更にも柔軟に対応していただいて感謝してます。
主人は性能面でも満足していましたね。建道さんの断熱性能の数値に驚いていました。夏は屋根の断熱材が酷暑を遮断してくれて、冬は床の断熱によって寒さを和らげてくれるそうです。これで天井が高い広いリビングもエアコン一台で効率よく過ごしやすい温度が保てます。
マンションはもともと断熱性能が高くて、マンションから一戸建てに移り住むと、少し寒いと感じてしまう方が多いそうですが、私たちはまったく気になりませんでした。冬を越しましたけど寒いと感じたことはなかったです。
建道さんのさすが!と思うところは、収納スペースを生み出すアイディアです。
家づくりをお願いしてから感心することばかりでしたが、特に「さすが!」と思ったのは、収納スペースを生み出すアイディアです。
以前住んでいたマンションに来ていただいた時に、私たちにどのくらいの荷物があって、どのくらいの収納スペースが必要なのかを計算して設計してくださいました。
おかげで、まだ収納に余裕があるくらいです。
住み始めたら、「ここがもうちょっとこうだったら・・」とか後悔する部分もでてくるのかな、と思っていましたが、ひとつも失敗したと思うところがありません。
この後も、木の歪み等細かい点検をしてくださるとのことでアフターサポートもばっちりで安心です。
本当に建道さんにお願いしてよかったです。ありがとうございました!
鈴木のひとこと
太陽が昇ってから沈むまでの間、できるだけ長い時間太陽の光が取り入れられるように方角を考慮して家の向きを決めました。
夏の日差しの強さも考慮して、窓は程よいサイズにし、太陽の光をできるだけ多く取り込める設計にすることで、リビングは常に明るく、気持ちの良い空間となりました。
リビングからは、ウッドデッキへそのまま出ていくことができるようになっていて、暖かい季節には、ウッドデッキにテーブルや椅子を出してくつろいでいただけるスペースとなっています。
リビングのポイントにもなっている造作の吊り戸は、リビングと和室を仕切る役割もありますが、和室からの柔らかい光を通して閉めても圧迫感がありません。
主張しすぎない造作の吊り戸は、お部屋の雰囲気に少しアクセントをいれてくれます。
生活動線を考えて、左右どちらからも行き来することができ、ご夫婦でキッチンに立っても十分なスペースがあります。リビングに向けてオープンな造りなので、リビングにいる家族も視界に入り、コミュニケーションが取りやすい間取りです。
夫婦それぞれの部屋といっても、壁はありません。収納スペース(クローゼット)で空間は仕切られていますが、部屋全体としてはつながっており、扉もありません。
奥様の部屋からは、ご主人がお仕事されている様子がわかり、ご主人側からも奥様の様子がなんとなくわかります。
ご夫婦の丁度いい距離感を叶える間取りです。
玄関から入ってすぐの廊下は、絵画や美術品を飾るギャラリーとなっています。
天井に近い高い位置に窓があり、廊下も自然な光が入って明るい印象を与えます。
生活動線を考え、帰宅したらすぐにコートなどが掛けられるよう収納スペースも設けています。
夜は柔らかい照明に包まれ、昼間とは違った平屋の表情を見せてくれます。
暖かい季節にはふんわりとした照明の下、ウッドデッキで素敵な夜の時間をお過ごしいただけます。
リビング〜ウッドデッキ〜ステップを降りると広い庭へ。このシームレスな流れも長く心地よく暮らしていただくための工夫です。
広いお庭を眺めながら、ウッドデッキでゆったりと季節を感じていただければと思います。
家を建てる時に、〇〇テイストなどシリーズ分けされていることがあります。
そのイメージが好きで選んでも、果たして10年後、20年後も自分が同じ趣味でいるのか。またその時々で流行りもあるでしょう。
長く住み続ける家は、できるだけ固定したイメージを持たない方が、建てた後の暮らしづくりが楽しめると思っています。
家具や照明器具、電化製品など、どのようなデザインでも馴染みやすいのが建道テイスト。
家がインテリアに合わせてくれます。
From the contractor
駅前便利なマンション住まいから、緑に囲まれた平屋の暮らしへ。
北側に緑が広がる特徴的な敷地を活かし、家の外から見ても、部屋の中にいながらも緑を楽しみ四季を感じられる借景プランをご提案しました。
キャンプが趣味のご夫婦なので、マンション暮らしの時には出来なかった「庭先でBBQを楽しみたい」という思いも重視しました。
「お父さん平屋を建てるって本気なの?!」
と驚いていた奥様の表情。今となっては懐かしく、ずっと忘れられません(^^)
思い立ったら即行動!
H様の新しい暮らし「夢」を叶えるための決断と行動力、言葉通りに実行するパワーには感服します。
土地探しから住まいの建築まで、つくり手として人生の大きなイベントに携わることができ、感慨深い気持ちでいっぱいです。
「いや~建道さん、ホントにいいね」とご主人からのお言葉。
休日には、おいしいワインを飲みながらBBQを楽しんでいるそうです。
お引渡ししてからも定期点検でお伺いしていますが
「建道さん、ほんっとに快適!!」
と奥様がいつも言ってくださり、そのお言葉を聞くたびに嬉しく思っています。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。